こんにちは
先日の大雪に変わって、
今日は雨が降っています。
この前の雪もほとんど融けてしまいました。
先日、制作現場に足を運んでみると
福嶋さんが一枚板の穴を埋めていました。
照れ笑いしながら作業する福嶋さん↑
穴というのは、節が抜けた痕や虫穴のことです。
木には必ず枝があって、そこには、節ができます。
節の種類によっては、板にした時に
穴が空いてしまうものがあるみたいです。
また、木は案外、虫に食べられていて
材料の板などを見ると
けっこう虫穴が空いています。
福嶋さんはそれらの穴を接着剤や補修剤などで
埋めていました。
埋めていたのはトチの木に開いた虫穴。
板を全体的に磨いて、
平らにしていくのだそうです。
作業していた木とは違う木ですが、埋めた痕はこうなります。
ケヤキの一枚板の埋め痕。
きれいに埋められているので、
触っても痕があるかどうか気づかないほど
滑らかです。
この埋め痕や穴などは
通常キズのような見方をされることが多いのですが
雉子舎では、これをデザインとして
生かしています。
このトチの一枚板は、節や埋め痕がたくさんありますが
『出来の悪い子ほどかわいい』 じゃないですが、
節や穴がある木のほうが
私は愛着を持ってしまいます(*^▽^*)
みなさんもあまり嫌がらず、
節や穴も愛してあげてくださいね♪
(スタッフ・さとう)