梅雨明けなって連日真夏日の高山。
快晴の空がまぶしいです!
さて、少し前のお話。
今年の始め。ここが雪に埋もれていた頃です。
(今日はそんな季節がとても恋しい(笑))
弊社の定番クラフト「ワイン立て」を
大量注文くださったお客様がいらっしゃいました。
某大学研究室の先生が
高山へご旅行の折に見つけ気に入ってくださったこの商品。
ご自身の退官パーティで出席者の皆様にお配りしたいとの
とても光栄なお話でした。
納品が無事済み、しばらく経った頃。
先生の教え子さん(発注ご担当者様)からのありがたい追加注文のメールには
丁寧なパーティの報告も付け加えられてありました。
先生がパーティで語られたのは、
高山でのワイン立てとの出逢いや思い出。
そのなかで、ワインとワイン立てがバランスをとって立つ様を
「支え合う」
と解釈され、そこから人と人が支え合う大切さへつながるお話は
感動的だっただろう会の様子までも伺えるものでした。
デザインの意味までも汲み取り
愛をもって弊社の商品を見てくださる方の存在は
ものづくりの原点に立ちかえる機会を与えてくださいます。
デザインは心を動かす。
作る側として、売る側として、
初めてこの商品を見たときの驚きと高揚感を忘れずにいよう。
あらためて、そう思った冬の一日でした。
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