オイル仕上げの家具は、水分や熱、直射日光などに敏感です。特に太陽光に含まれる紫外線はブラックウォルナット材の色あせの原因になりますので、レースカーテンやブラインドなどで直射日光が直接当たらないようにしてください。
木は湿度に応じて収縮するため、湿度の急激な変化は家具の変形や天板の割れの原因になります。特にエアコンの風やストーブの熱は、無垢材を部分的に乾燥させてしまいますので、冷暖房器具の風や熱を直接当てないでください。
また過乾燥になりやすい高気密住宅では、お部屋に加湿器を置くなどのご配慮をお願いいたします。
オイル仕上げの家具は、水や熱で変色する場合があります。
テーブルに熱い土鍋や湯のみ、冷えた飲み物などを直に置くと変色や輪染みの原因になりますのでご注意ください。
特にブラックウォルナットやクリは、スチール缶などの鉄分と反応して黒い輪染みが残ります。鉄分と反応した染みは天板を削らないと落とすことができません。
ランチョンマットやコースターなどをご使用されることをおすすめします。
アルコールやベンジン、シンナーなどのご使用も避けてください。
きれいな柔らかい布巾で乾拭きする程度で十分です。
オイルワックス仕上げのテーブルに限り 固く絞った布で拭いていただくことが出来ます。
光沢が減ってきたと感じたら、家具用のワックスをかけて下さい。2~3ヶ月に1回ワックスがけをすることで、無垢材 本来の美しい光沢と深い色合いが増してきます。
家具につくキズは、表面を擦った程度の浅いキズと、木の繊維を断つような深いキズがあります。
それぞれの場合に適した対処方法がございますので、お気軽にお問い合わせください。