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工房近くに開業予定の民泊へ。イスの納品をしました。

ここのところ急激に冷え込んできた、飛騨高山。

昨日は雪も降り、積もっていないながらも山の木々は薄っすら雪で白くなっています。

先月11月の終わりに、12月に開業予定の民泊「JINEN」さんへ椅子とムーンスツールを納品してきました。

高山市丹生川町の法力エリア。

県道459号線、別名「芍薬(しゃくやく)街道」沿いにあり、神社のすぐ横。

建物の前にはのどかな風景が広がる古民家を改装した民泊となります。

雉子舎からは、お部屋に馴染む樹種のダイニングチェアと、ムーンスツールを。

”うづくり”の杉床に、針葉樹のテーブル、アクセントに黒い柱とキッチン。

印象的な杉の床も以外にも、印象的なペレットストーブやキッチンがお部屋のアクセントに。

床や他の部分に使われている木とは樹種が異なるオークのイスですが、色味が近いこともあっていい感じに馴染んでいます。

自然光が差し込む掃き出し窓からは、丹生川ののどかな風景が。

小さな町の高山とは言え、町中はそれなりに人や建物の密度が高いので、

コンパクトに納まっている反面、ゆったり広々とした空間は多くはありません。

丹生川という場所

同じ高山市といっても、古い町並みのある旧市街地とここ丹生川町では、場所により天候も変わってきます。

飛騨高山というと、旧市街地の古い町並みを想像されることも多いですが、

工房のある丹生川は田んぼや畑、山がすぐ近くにあり、ゆったり過ごすにはとてもいい場所で、

丹生川町は高山市のなかでも、美味しい野菜と豊かな自然のある地域です。

国道158線を市街地から平湯方面に20分ほど走ると、丹生川エリアになります。

そのまま平湯までは、この丹生川地域をずっと走ることになります。

ま大鍾乳洞や滝、渓谷、五色ヶ原などの山登り等の自然を楽しめるスポットが充実しているエリアです。

また、丹生川エリアの名前は独特なものもあり、「法力」、「日影」、「日面(ひおも)」「籏鉾(はたほこ」、「坊方(ぼうかた)」、「板殿(いたんど)」、「根方(ごんぼ)」など、聞きなれない響きや地名っぽくない字面など、地域ならではの雰囲気があると感じます。

大谷地域には国指定の重要文化財「荒川家住宅」、下保(しものほ)エリアには両面宿儺が開山した袈裟山「千光寺」があり、「円空仏寺宝館」では、江戸時代の仏師円空による円空仏を拝観でき、自然と共に歴史文化も味わえます。

JINEN を運営するのは、高山の町中や取り巻く自然の魅力をプライベートガイドで提供している、Tree Trunk さんです。

古い町並みのウォーキングツアーや国立公園内のトレッキングツアー、沢歩きなど、

日本山岳ガイド協会自然ガイド、飛騨地域通訳案内士のTree Trunkさんならではの、高山の魅力を教えてくれます。

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